freeeとマネーフォワード、副業ワーカーにはどちらが向いている?税理士目線で徹底比較【2026年版】
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freeeとマネーフォワード、どちらを選ぶか迷う副業ワーカーは多い。結論から言えば、**簿記の知識がない副業初心者にはfreee**、金融口座が多く自動連携を最大限活用したい人には**マネーフォワード**が向いている。料金差は年間わずか1,200円。両方に無料トライアルがあるので、操作感を試してから決めるのがベストだ。
結論:副業スタイルで選び方が変わる
「freeeとマネーフォワード、どちらがいいですか?」という質問に対する税理士目線の答えは、副業スタイルによる、だ。
ただし迷ったときの判断基準はシンプルだ。簿記・会計の知識がゼロで、とにかく簡単に使いたいならfreee。楽天・PayPayなど多数の金融口座を自動連携して管理したいならマネーフォワード。
どちらも青色申告65万円控除に対応し、e-Tax送信も可能。料金差は月100円(年1,200円)しかない。まず無料トライアルで操作感を確かめることが、後悔しない選択につながる。
どちらが自分に合うか迷ったら、両方のトライアルを同時に始めてみましょう。freeeは30日間、マネーフォワードは1ヶ月間、無料で全機能を試せます。
基本スペック比較表
まず両ソフトの主要スペックを一覧で確認しよう。細かい違いを知る前に、全体像を把握するのが比較の鉄則だ。
| 項目 | freee | マネーフォワード |
|---|---|---|
| 最安プラン(年払い) | 980円/月 | 880円/月 |
| 月払い価格 | 1,480円/月 | 1,280円/月 |
| 無料トライアル | 30日間 | 1ヶ月間 |
| 青色申告65万控除 | ○ | ○ |
| e-Tax(電子申告) | ○ | ○ |
| 銀行・カード自動連携 | ○ | ○(連携数が多い) |
| 操作の簡単さ | ◎(知識不要) | ○(やや簿記知識あると◎) |
| スマホアプリ | ○ | ○ |
| レシート読取 | ○ | ○ |
| サポート体制 | チャット・メール | チャット・メール |
料金は最安プランの年払い時の月額換算です。月払いを選ぶと割高になるため、継続して使うなら年払いが基本です。
freeeが向いている副業ワーカーの特徴
freeeの最大の強みは「会計・簿記の知識がゼロでも使える」設計だ。借方・貸方といった簿記用語を一切使わず、「何を買った」「いくら受け取った」という日常言語で入力できる。
- 簿記・会計の知識がない——用語を知らなくてもステップに沿って入力するだけで帳簿が完成する
- 副業を始めたばかり——ガイド機能が充実しており、初めての確定申告でも迷いにくい
- 個人事業主として開業を検討中——開業freeeとの連携でスムーズに事業開始手続きができる
- 確定申告に不安がある——「申告漏れチェック」などの案内機能が豊富
- シンプルな収支管理でよい——アフィリエイト・クラウドソーシングなど口座連携が少ない副業に最適
freeeは「会計用語を使わない確定申告ソフト」として設計されています。確定申告が初めての副業ワーカーに特に向いています。
マネーフォワードが向いている副業ワーカーの特徴
マネーフォワードの強みは金融機関との自動連携数の多さだ。銀行・証券・クレジットカード・電子マネーなど、2,600以上のサービスに対応しており、複数口座を使う人に特に向いている。
- 複数の銀行・カードを使っている——楽天銀行・PayPay銀行・各種クレジットカードまで幅広く連携できる
- 投資・FX・仮想通貨の副収入がある——証券口座との連携も充実しており、入力の手間を削減できる
- マネーフォワード MEを使っている——家計簿アプリと連携でき、プライベートと副業の収支を一元管理しやすい
- ある程度の簿記知識がある——仕訳画面がシンプルで、知識があれば素早く入力できる
- 副業規模が比較的大きい——月売上が数十万円以上あり、口座間の動きが複雑な場合に自動連携が特に威力を発揮する
マネーフォワード クラウド確定申告は「マネーフォワード ME」(個人家計簿アプリ)と連携できます。すでにMEを使っている人はスムーズに移行できます。
料金比較:個人プランの詳細
両ソフトの個人向けプランを詳しく比較する。確定申告に必要な機能は最安プランで基本的に揃っているため、副業での利用なら最安プランから始めるのが合理的だ。
freee個人スタータープラン
年払い:月額980円(税抜)/ 月払い:月額1,480円(税抜)
・確定申告書の作成・提出(e-Tax対応)
・青色申告65万円控除に対応
・銀行・カード自動連携(1口座から)
・レシートスキャン
・チャット・メールサポート
・30日間の無料トライアルあり
年払いにすると月払い比で年6,000円(税抜)お得です。1年以上使うことが見込まれる場合は初めから年払いを選ぶのが得策です。
マネーフォワード クラウド確定申告パーソナルミニ
年払い:月額880円(税抜)/ 月払い:月額1,280円(税抜)
・確定申告書の作成・提出(e-Tax対応)
・青色申告65万円控除に対応
・銀行・カード自動連携(連携数上限あり)
・レシートスキャン
・チャット・メールサポート
・1ヶ月間の無料トライアルあり
「パーソナルミニ」より上位の「パーソナル」(月額1,280円・年払い)プランでは自動連携口座数の制限が緩和されます。口座数が多い場合は上位プランも検討を。
青色申告65万円控除への対応
副業で事業所得がある場合(フリーランス・ライター・デザイナーなど)、青色申告を選択すると最大65万円の特別控除が受けられる。これは節税効果が非常に大きい制度だ。
freee・マネーフォワードともに青色申告65万円控除に完全対応している。ただし65万円控除には複式簿記での記帳とe-Taxによる電子申告が条件となっており、どちらのソフトもこれを自動でサポートしている。
| 青色申告の控除額 | 条件 | freee | マネーフォワード |
|---|---|---|---|
| 65万円控除 | 複式簿記 + e-Tax申告 | ○ | ○ |
| 55万円控除 | 複式簿記(紙申告) | ○ | ○ |
| 10万円控除 | 簡易簿記 | ○ | ○ |
副業収入が「雑所得」に分類される場合(年間収入300万円以下のアフィリエイト・FX等)は青色申告の対象外です。青色申告65万円控除を活用するには、税務署に開業届と青色申告承認申請書を提出して「事業所得」にする必要があります。
両方を無料で試してから決める方法
freeeとマネーフォワードはどちらも無料トライアルを提供している。百聞は一見にしかず——実際に操作して「使いやすい」と感じた方を選ぶのが最も確実な方法だ。
- freeeの30日間トライアルを開始——公式サイトでメールアドレスだけで登録できる。クレジットカード不要
- マネーフォワードの1ヶ月トライアルを開始——同様にメールアドレスで登録。クレジットカード不要
- 同じ操作を両方でやってみる——「銀行口座を連携する」「レシートを取り込む」など実際の作業を試す
- 操作感が良い方を選んで本登録——トライアル期間中に決めれば二重課金にならない
- 年払いで登録——月払いより年間で数千円お得。1年以上使うなら初めから年払いが合理的
トライアル期間は同時並行で使っても問題ありません。確定申告のシーズン(2〜3月)直前に焦って選ぶより、余裕のある時期に試しておくのがベストです。やよいを含む3ソフトの詳細比較は会計ソフト比較ページでも確認できます。
よくある質問
Q. freeeとマネーフォワード、どちらが安いですか?
最安プランの年払い月額はマネーフォワード クラウド確定申告パーソナルミニが880円/月、freeeが980円/月で、差額は月100円(年1,200円)です。ほぼ同価格帯と考えて問題ありません。料金よりも操作性や連携口座数で選ぶのがおすすめです。
Q. 青色申告の65万円控除はどちらでも使えますか?
はい、freee・マネーフォワードともにe-Taxを使った電子申告に対応しており、青色申告65万円控除を受けることができます。いずれも複式簿記の仕訳を自動化しているため、簿記の知識がなくても65万円控除に対応した申告書を作成できます。
Q. 無料プランだけで確定申告まで完結できますか?
どちらも無料プランでは確定申告書の作成・提出まで完結しません。freeeは30日間無料トライアル後は有料プランが必要です。マネーフォワードも同様で、確定申告書の出力・e-Tax送信には有料プランへの加入が必要です。まずトライアルで操作感を確認することをおすすめします。
Q. 副業が雑所得の場合でも使えますか?
はい、どちらのソフトも雑所得(アフィリエイト・クラウドソーシング・FXなど)に対応しています。収入・経費を入力するだけで確定申告書の該当欄に自動集計されます。ただし雑所得は記帳義務がなく、青色申告の対象外(事業所得が要件)なので、複式簿記の機能は必須ではありません。
Q. 途中でソフトを乗り換えることはできますか?
技術的には可能ですが、入力済みのデータを移行する標準機能はありません。乗り換えると過去データの参照が不便になるため、最初のトライアルで納得できるソフトを選ぶことが重要です。確定申告の時期(2〜3月)直前の乗り換えは特に避けてください。