副業向け会計ソフトおすすめ3選|弥生・MF・freee比較
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副業の確定申告を手作業でこなしている方へ。会計ソフトを導入するだけで帳簿作業の時間を大幅に短縮できます。やよいの青色申告オンライン(初年度無料)・マネーフォワード クラウド確定申告・freeeの3社を、料金・操作性・副業所得タイプ別のおすすめ度で比較します。2026年の基礎控除改正を踏まえた節税効果の計算方法も解説します。
副業ワーカーが会計ソフトを使うべき3つの理由
副業の帳簿をノートやExcelで管理しようとして、確定申告直前に手が止まった——そんな経験のある会社員が増えています。会計ソフトを導入することで解決できる問題は3つあります。
①<strong>青色申告65万円控除の取得</strong>:青色申告で65万円の特別控除を受けるには、複式簿記による正確な帳簿付けが必要です。手作業でも可能ですが、現実的には会計ソフトなしでは非常に困難です。税率20%の方なら、65万円控除で年間13万円の節税効果があります。
②<strong>経費の計上漏れゼロ</strong>:副業では通信費・書籍代・交通費など見落としやすい経費が多くあります。会計ソフトのレシート撮影機能やクレジットカード自動連携を使えば、経費の記録漏れを防げます。
③<strong>確定申告の時間短縮</strong>:銀行口座やクレジットカードと連携すれば、取引の仕訳入力が自動化されます。手作業で数時間かかっていた作業が、数十分に短縮できます。
副業の所得タイプ(雑所得か事業所得か)によって最適なソフトが異なります。雑所得と事業所得の違いを先に確認してから、ソフトを選ぶことをおすすめします。
開業届を提出していない副業は原則「雑所得」扱いです。事業所得にするには開業届と青色申告承認申請書の提出が必要です。詳しくは副業の開業届を出すべきかで解説しています。
副業向け3大会計ソフト比較一覧
以下は副業ワーカーが利用しやすい3大会計ソフトの主要スペック比較です。どのソフトも青色申告・e-Tax・インボイス制度に対応しています。価格はすべて年払いの税抜価格です(2026年5月時点、弥生公式サイト・各公式サイトにて最新価格をご確認ください)。
| 比較項目 | やよいの青色申告 | MF確定申告 | freee |
|---|---|---|---|
| 初年度費用 | 無料(セルフ・ベーシック) | 年払い10,800円〜(税抜) | 年払い11,760円〜(税抜) |
| 2年目以降 | 11,800円〜(税抜・セルフ) | 10,800円〜(税抜) | 11,760円〜(税抜) |
| 金融機関連携数 | 主要銀行・カード対応 | 2,600以上 | 2,600以上 |
| AI自動仕訳 | △(基本的な自動仕訳) | ◎(AIアシスタント搭載) | ◎(AI仕訳対応) |
| スマホ操作性 | ○(アプリあり) | ◎(フルアプリ対応) | ◎(フルアプリ対応) |
| 初心者向けUI | ◎(ガイド付き入力) | ○(会計知識があれば) | ◎(質問形式) |
| 電話サポート | ✅(全プラン) | ❌(チャット・メールのみ) | ❌(チャット・メールのみ) |
| 青色申告65万控除 | ✅ | ✅ | ✅ |
| インボイス対応 | ✅ | ✅ | ✅ |
副業所得タイプ別おすすめ会計ソフト
副業の所得タイプによって、最適な会計ソフトは変わります。ここでは副業ワーカーの代表的な3つのパターン別におすすめを解説します。
雑所得(アフィリエイト・クラウドソーシング・ポイ活)→ MF確定申告がおすすめ
クラウドソーシングやアフィリエイト収入は、年間収入が少なく継続性が低い場合は原則「雑所得」に分類されます。雑所得は記帳義務がなく、白色申告でも申告可能です。この場合、マネーフォワード クラウド確定申告の「パーソナルミニ」プラン(年払い10,800円・税抜)が最もシンプルです。2,600以上の金融機関と連携でき、収入・経費を自動で集計できます。副業収入が年50万円未満で、経費の種類が少ない方に特に向いています。
事業所得(開業届提出済・青色申告希望)→ やよいの青色申告がおすすめ
副業で開業届を提出し、青色申告65万円控除を受けたい方には「やよいの青色申告オンライン」のセルフプランが最もコスパが高い選択肢です。初年度無料で、青色申告に必要な複式簿記に完全対応しています。電話・メール・チャットのフルサポートがある点も、初めて帳簿を作成する方に安心感を与えます。帳簿の付け方がわからない場合は副業の帳簿付け方ガイドと組み合わせて学ぶことをおすすめします。やよいの青色申告オンラインを初年度無料で始める<img src="https://www10.a8.net/0.gif?a8mat=4AZGC4+2XDT62+35XE+609HU" width="1" height="1" style="display:none" alt="" loading="lazy" />
給与所得副業(アルバイト・複数社からの給与)→ freeeがおすすめ
複数の会社からアルバイトとして報酬を受け取る「給与所得副業」の場合、複数の源泉徴収票を管理して確定申告を行う必要があります。freeeは給与所得の入力が直感的で、源泉徴収票のデータを取り込むと自動で確定申告書を作成します。簿記知識がなくても「どれが該当しますか?」という質問形式で入力が進むため、会計初心者でも迷わず操作できます。
各ソフトの特徴と評価:やよい・MF・freeeを深掘り
3社それぞれの強みと弱みを、副業ワーカーの視点で詳しく解説します。
「会計知識が皆無だったが、このサービスとネット検索の情報のみで青色申告ができ、65万円の控除を受けられるようになった。」(出典:ITreview・デザイン・クリエイティブ職・個人事業主ユーザー、やよいの青色申告オンライン)
やよいの青色申告オンライン:コスパ最高、サポート充実
やよいの青色申告オンラインの最大の強みは、セルフ・ベーシックプランが初年度無料という点です。副業を始めたばかりでソフトが本当に自分に合うか不安な方も、1年間無料でじっくり試せます。2年目以降のセルフプランは年11,800円(税抜)ですが、65万円の青色申告控除で節税できる金額は税率20%で約13万円です。コストを大きく上回る節税効果があります。全プランに電話サポートが含まれているため、操作で詰まっても安心です。弱みはスマートフォン操作性でfreee・MFより劣る点ですが、PC作業がメインであれば問題ありません。
マネーフォワード クラウド確定申告:口座連携と自動仕訳が最強
マネーフォワードの強みは2,600以上の金融機関との連携と、AIが学習する自動仕訳機能です。一度取引を分類すると、次回以降は同じ取引が自動で同じ科目に振り分けられます。副業収入が複数の口座やクレジットカードから入金される場合、すべてを自動集計できる点は大きなメリットです。パーソナルミニプランは年払い10,800円(税抜)と3社の中で最も低コストです。弱みは、会計用語に慣れていない初心者にとって少し学習コストがかかる点です。マネーフォワード クラウド確定申告を無料で始める
freee確定申告:初心者UI最優秀、スマホ完結型
freeeの最大の差別化要素は「勘定科目を知らなくても使える」UIです。「この取引はなんですか?」という質問に答えるだけで仕訳が完了し、簿記知識ゼロでも青色申告書を作成できます。スマートフォンアプリの完成度も高く、レシートをカメラで撮影するだけで経費として登録できます。スタータープランは年払い11,760円(税抜)です。弱みは3社の中でやや高コストな点と、高度な仕訳設定を行う際には会計知識が必要になる点です。
2年間の実質コストシミュレーション比較
初年度無料のキャンペーンがあるやよいは、2年間のトータルコストでも最もお得です。以下は各プランの最安構成での2年間比較です(税抜・年払い)。MFとfreeeは初年度からコストが発生しますが、やよいは2年目以降の費用のみです。
| ソフト | 初年度費用 | 2年目費用 | 2年間合計 |
|---|---|---|---|
| やよいの青色申告(セルフ) | 0円(無料) | 11,800円 | 11,800円 |
| MF確定申告(パーソナルミニ) | 10,800円 | 10,800円 | 21,600円 |
| freee(スターター) | 11,760円 | 11,760円 | 23,520円 |
やよいのセルフプランには電話サポートが付きません。初心者でサポートが必要な場合は、初年度無料のベーシックプランも選択肢です。電話・チャット・メールの三重サポートが付きます。
2026年基礎控除改正と会計ソフトによる節税効果
令和7年度税制改正により、所得税の基礎控除が大幅に引き上げられました。国税庁「令和7年度税制改正による所得税の基礎控除の見直し等について」によると、合計所得金額132万円以下の方は基礎控除が48万円から95万円に増加しています。
副業ワーカーへの具体的な影響を見ると、本業年収400万円・副業所得50万円のケース(合計所得450万円程度)では、基礎控除が48万円から68万円に増加します(336万〜489万円以下の区分)。この差額20万円の控除増加により、所得税率20%なら約4万円の節税効果があります。
さらに、青色申告65万円控除と組み合わせれば控除合計が拡大します。会計ソフトで青色申告を実現していることが、2026年以降の節税において特に重要です。
| 合計所得金額 | 改正後の基礎控除(令和7年〜) | 改正前の基礎控除 |
|---|---|---|
| 132万円以下 | 95万円 | 48万円 |
| 132万〜336万円以下 | 88万円 | 48万円 |
| 336万〜489万円以下 | 68万円 | 48万円 |
| 489万〜655万円以下 | 63万円 | 48万円 |
| 655万〜2,350万円以下 | 58万円 | 48万円 |
副業規模別・スキル別の最終選択フロー
以下のチェックリストを使って、あなたに最適な会計ソフトを選んでください。3つの質問に答えるだけで、おすすめが絞り込めます。会計ソフトの詳しい選び方ガイドと合わせてご参照ください。
どのソフトを選んでも、副業の帳簿管理と確定申告を正しく行うことが節税の第一歩です。まずは初年度無料のやよいの青色申告オンラインから試してみることをおすすめします。
- コストを最優先したい・まずは無料で試したい → やよいの青色申告オンライン セルフプラン(初年度無料)
- スマホ操作を重視する・レシートを撮影して経費管理したい → freee スターター
- 銀行・クレジットカードが複数あり自動仕訳を徹底したい → マネーフォワード確定申告 パーソナルミニ
- 簿記の知識がなく、質問形式で入力したい → freee スターター
- 電話サポートが必要・開業届を提出して青色申告を目指す → やよいの青色申告 ベーシックプラン(初年度無料)
- 副業収入が複数口座から入るが管理を一元化したい → マネーフォワード確定申告
- 副業年収が50万円以上で節税を最大化したい → やよい青色申告で65万円控除を取得
よくある質問
Q. 副業収入が雑所得でも会計ソフトは必要ですか?
雑所得の場合、記帳義務はありませんが、経費の管理と確定申告書の作成効率を考えると導入する価値があります。特に通信費・書籍代など経費が多い場合は、会計ソフトで管理すると申告漏れを防げます。年間収入が20万円を超える場合は確定申告が必要なので、早めに導入しておくと安心です。
Q. やよいの青色申告とfreeeはどちらが副業初心者向けですか?
完全初心者にはfreeeが向いています。freeeは「勘定科目」などの会計用語を使わず、質問形式で仕訳を入力できる設計です。一方、やよいの青色申告はコストを抑えたい方に最適で、セルフプランは初年度無料で青色申告65万円控除にも対応しています。コスト重視ならやよい、操作しやすさ重視ならfreeeという選択が一般的です。
Q. 副業収入が20万円以下なら会計ソフトは不要ですか?
所得税の確定申告は不要ですが、住民税の申告は市区町村に必要な場合があります。また、経費を正確に把握するための帳簿管理としても会計ソフトは有用です。来年以降に収入が増えた際にもすぐに対応できるよう、早めに導入しておくと準備が整います。
Q. スマートフォンだけで確定申告まで完結できますか?
freeeとマネーフォワードはスマートフォンアプリに対応しており、レシート撮影から確定申告書の提出まで対応しています。やよいの青色申告もスマートフォン対応アプリがありますが、複雑な操作はPC推奨です。スマホ完結を重視するならfreeeかマネーフォワードが適しています。
Q. 会計ソフトの費用は副業の経費として計上できますか?
事業所得として副業をしている場合(開業届提出済み)は、会計ソフトの費用を「通信費」または「諸経費」として経費計上できます。雑所得の場合も、副業の収入を得るために直接必要な支出として必要経費に算入できます。年間1万円前後の費用で青色申告65万円控除が受けられるため、費用対効果は非常に高いといえます。